日本のアニメを世界に知らしめたジブリ映画。
文化や言語の違いを越え、世界中で愛されています。
そんなジブリ映画のなかでも、海外で人気の映画はどの作品でしょうか。
海外で人気のジブリ映画を集めてみました。
海外で人気の「ジブリ映画」5選!!
となりのトトロ
まずはジブリの代表作と言っても良い『となりのトトロ』。
ジブリのマスコット的存在のトトロは、やはり海外でも愛されています。
特に海外で評価が高いのが、キャラクターの感情表現です。
子供の感情の起伏をとても良く表現していると話題になっています。
また、大人が子供時代を懐かしむように楽しむ海外の人も多いようです。

風の谷のナウシカ
次にスタジオ・ジブリの初期の頃の代表作『風の谷のナウシカ』です。
特に環境問題に意識の高い海外では、『風の谷のナウシカ』の強いメッセージ性に惹かれているようです。
また、『もののけ姫』との類似性を指摘する声も聞かれています。

火垂るの墓
『火垂るの墓』は戦争を題材にした映画です。
そのため、日本と海外では作品の受け止め方も自ずと違ってきます。
評価が高かったのは、『火垂るの墓』でヒーローも悪役も描かなかったというところです。
しかし、やはり『火垂るの墓』の精神性に特攻隊の精神が垣間見えるという厳しい意見もありました。
海外でも賛否両論ある作品のようです。

天空の城ラピュタ
海外ではストーリーやアニメーションもさることながら、久石譲の音楽に賞賛が集まっています。
『天空の城ラピュタ』の世界観を見事に表現した音楽と、海外でも話題になっていました。

もののけ姫
『もののけ姫』の海外の反応は、やはり『風の谷のナウシカ』と共通点が多くあります。
環境意識の高い海外ならではの反応がみられます。
また、シナリオがハリウッド映画のようにわかりやすいものではないため、戸惑う海外の人もいるようです。
反面、「善vs悪」を明確に描かない宮崎駿ならではの衆生は、評価も高くなっています。

千と千尋の神隠し
『千と千尋の神隠し』はジブリ作品では、おそらく海外で一番人気の映画ではないでしょうか。
なぜなら英語版監修をピクサーのジョン・ラタセーが担当しているということです。
このため、英語版のクオリティはとても高くなり、その分評価も高くなっています。
『千と千尋の神隠し』の海外の評価では、宮崎駿の細部へのこだわりに称賛の声が多く聞かれています。
また、『不思議の国のアリス』との比較も海外ならではではないでしょうか。

魔女の宅急便
魔女の宅急便は、海外では『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』ほど知られた作品ではないようです。
それでも、知る人ぞ知る名作として海外でも人気の作品のようです。

おわりに
ジブリ映画の海外の反応を集めてみました。
言語や文化を越えて、海外でも多くの作品が愛されているようです。