『約束のネバーランド』の海外の反応は「少年ジャンプ」らしくない?!

『約束のネバーランド』は、週刊少年ジャンプで連載されている漫画です。

連載開始当初から「ジャンプらしくない」との声が上がるほどの、本格サスペンスとなっています。

この「ジャンプらしくない」要素が海外でどのように受け止められているのか、海外の反応を調べてみました。

『約束のネバーランド』ってどんなアニメ?

『約束のネバーランド』は2019年1月 – 3月にフジテレビのノイタミナ枠で放送されたアニメです。

原作は『少年ジャンプ』で連載されています。

本格的なサスペンス要素や謎解きなど、少年誌らしからぬ作品と話題になっています。

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『約束のネバーランド』の海外の反応

それでは海外の反応をご紹介します。

子どもがよく描けている

『約束のネバーランド』の海外の反応で多いのが、子供の描写についてです。

子供の背伸びする心理をとても的確に描いています。

私は『約束のネバーランド』の天才主人公の3人をみんな好きになりました。アニメでは、子どもたちが大人のように簡単にやるのではなく、子どもによく見られる行動を取り入れてより信じやすくしている。主人公たちは、子どもたちと一緒にかくれんぼをしたり、宝探しをしたりといったゲームをしている。実はその遊びが主要なプロットポイントである脱出作戦の訓練になっているため、よりキャラクターに深みを与えている。
「約束」という言葉は重要な言葉であり、シリーズのタイトルの一部です。子どもたちの存在が危険にさらされていると気づいたとき、3人の主人公たちは脱出し、自分たちの運命を変えることを約束します。でも、騙されてはいけません。エマ、ノーマン、レイの3人はあなたが思っているよりもずっと賢い子どもたちです。ノーマンは計画の戦略的思考の代表です。ノーマンは間違いなくグレースフィールドで最も知的な子どもです。レイも論理的思考の持ち主ですが、彼の性格や気性は唯一の欠点となるかもしれません。エマは明るい存在で、子どもたちの希望の象徴です。常に遊び心を持ち、エネルギッシュです。強い勇気を決意で前向きに計画を進めます。エマにとって「約束」は言葉ではなく、成功へのコミットメントです。彼女はノーマンやレイほど賢くはありませんが、素早い学習者であり、生存者として大きな可能性を示しています。

ジャンプらしくない

また、これまでの少年ジャンプにはあまりなかったような本格サスペンス、本格ミステリーの要素がファンには受けています。

海外では同じジャンプの作品の「デスノート」を想起させるとの声も上がっています、

『約束のネバーランド』は素晴らしい心理的スリラー作品ですが、コミックスがアニメ化される段階でいくつかのよい点を台無しにしています。ミステリーは単純化され、キャラクターは内面の独白がないために深さが無くなっています。しかし、それは刺激的な恐怖を伴う緊張感を我々に与えてくれます。キャラクターは地獄のようなディストピアに住み、そこから逃れるために戦略を立て心理的な駆け引きを行います。
この物語はデスノートなどのシリーズを連想させる。子供と大人の間に絶え間ない知的な戦いがあり、観るのをやめることは難しい。
『約束のネバーランド』のシリーズは、人気のジャンプ漫画ファミリーのなかで新しいジャンルを作りました。『約束のネバーランド』はサバイバル、サイエンスフィクション、ミステリー、ホラー、サスペンスの要素を組み合わせた作品です。

構造が『まどかマギカ』と一緒

海外のファンは、作品のプロットや構造に着目する傾向にあります。日本にはあまり見られない楽しみ方ではないでしょうか。

作品のテーマをわざと暗く重いものにし、最初は穏やかな雰囲気でそれらを偽装するという方法は、それほど珍しいものではありません。『まどかマギカ』や『新世界より』、『メイドインアビス』などがそれです。これらの作品は、構造上は同じであると言えるでしょう。ある種の囲まれた穏やかな雰囲気の中で暮らしている若者たちが、外の世界と遮断され、最終的に何らかのおかしな真実を発見します。そして、その真実を向き合っていくのです。

独白シーンがカットされていて残念

海外の反応でもとても良い評価のコメント多い『約束のネバーランド』でしたが、唯一と言っていいほどのネガティブな反応をご紹介します。

原作漫画のファンの声で、登場人物たちの独白シーンがアニメでは大幅カットされているとの声が多く聞かれています。

主人公たちの心の声が聞けないため、主人公たちの行動の動機やキャラクターの深みがなくなってしまったとファンは残念がっています。

『約束のネバーランド』をアニメ化するにあたり、CloverWorksが作品からキャラクターの独白部分を削除したことは未だに理解できない。キャラクターに深みを与えるには、キャラクターの内的思考を通じて成されるべきです。アニメでは、この心の声を沈黙させ、登場人物の動機や文脈を奪いました。私の大好きな『約束のネバーランド』のキャラクターたちは、もっと多くのことを考え、多くの悲しみや苦しみを乗り越えてきています。アニメでは、その部分が描かれていないため、キャラクターが薄っぺらくなってしまっています。

おわりに

『約束のネバーランド』の海外の反応をご紹介しました。

今回は、

・子どもがよく描けている

・ジャンプらしくない

・構造が『まどかマギカ』と一緒

・独白シーンがカットされていて残念

などの声が聞かれていました。

特に「ジャンプらしくない」との声は、いい意味で「らしくない」という反応が多いようです。

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