『バナナフィッシュ』を観たみんなの感想

『バナナフィッシュ』の感想を集めてみました。

『バナナフィッシュ』のみんなの感想

『バナナフィッシュ』は私が見たアニメの中で1番好きなアニメでした。絵が綺麗で、なによりアッシュ・リンクスというキャラに心底惚れてしまいました。原作を読んでいて、最後アッシュが死んでしまうと分かっていても最終話はずっと号泣しっぱなしでした。英二がアッシュに送った手紙の、僕の魂はいつも君と共にあるという言葉が忘れられません。アッシュが死なずに平和に終わって欲しかったと思う反面、この物語はこの終わり方じゃないといけないと気づきました。本当に素敵なキャラとストーリーで魅了されたアニメでした。

『バナナフィッシュ』は非常にクールな物語で、アニメは子供のものだという固定観念が覆されました。ニューヨークギャングのアッシュは見た目が美しいだけでなく、頭脳明晰で度胸もある、孤独な青年です。そんなアッシュはたまたまニューヨークを取材しに来た日本人青年の英二と出会うことで、初めて心の安らぎを覚えます。孤独なアッシュが傷つき、もがきながら生きていく様子に心を動かされます。暴力的なシーンも多いですが、芯のある物語で目が離せません。

1985年~1994年の漫画『バナナフィッシュ』が2018年にアニメ化、放送開始するということで、古臭いんじゃないか?とかストーリーが新鮮ではないのではないか?とか色々勝手に考えてしまいましたが。最終話まで一気に鑑賞しました。まるでハリウッド映画をアニメ化したような世界観です。似ても似つかない二人の主人公が互いを大切に思い、必要とする姿はまさに恋愛。恋をするような友情だと感じました。とにかくアッシュがかっこいいんです。10代なのが信じられません。大人顔負けの色気と頭脳を持っている彼は、数々の危機を乗り越えます。非の打ちどころのないかっこよさに惚れ惚れ。『バナナフィッシュ』がなんなのかなんで忘れてしまうくらいに、アッシュのかっこよさに惹かれました。

原作の漫画は読んだことがないのですが、アニメの『バナナフィッシュ』はまずキャラのビジュアルが良いです。特に主人公のアッシュは美形なので見ていて飽きません。マフィアの絡んだお話なので主要キャラの死もあり、涙なしには見れませんが、だからこそ見入ってしまいます。アッシュと英二の関係性が少しづつ変化していくのも見どころです。最後の最後で一番ショックな展開(描写)がありましたが、個人的にはその後どうなったのか気になる終わり方だったので続編が出ればぜひ見たいです。

『バナナフィッシュ』は、みなで回し読みされていて出会った作品。最初は絵が少女漫画ぽくなくて抵抗あったけどすぐドハマりしてコミック全巻&Anotherstory購入。いろんな漫画を持っていたけど大人になって一人暮らしした時も、結婚した時も唯一手放さずに今も持っている、私にとっての最高傑作です。古いはずなのにいつ読んでも色褪せない、アッシュと英二の強い絆の物語。実写映画化してほしいようなほしくないような、これほど壮大なスケールの原作を数時間の映画におさめるのは不可能な気がする。

ノイタミナ作品ということで見始めましたが、これが原作少女漫画なのか…と絶句するような作品でした。ギャングもののアニメなので多少のグロ等は覚悟していましたが、想像以上に深い闇の世界に目を背けたくなる中で、それでも引きつける内容が多く、最後まで視聴してしまいました。『バナナフィッシュ』という薬をめぐりニューヨークの闇社会、友情や愛情等が細かく描かれていました。「血なまぐさい」そんな言葉がぴったりだと思います。最後まで見て、アッシュと英二の運命に涙してしまうこと間違いなしの作品です。

主人公は日本人大学生の奥村英二と、アメリカのストリートギャングのボスで整った容姿を持つアッシュ・リンクスです。カメラマンの助手としてアッシュと知り合った英二が、『バナナフィッシュ』と呼ばれる「何か」を巡り様々な出来事に巻き込まれていく話です。見どころは何といっても英二とアッシュの関係です。一緒に過ごしていくうちにお互い大切な存在になっていく二人、それでも一緒にいることを許してくれないアッシュを取り巻く環境がとても切なく、見ていて胸が苦しくなります。そしてやっと自由を手に入れたアッシュと英二には切なく悲しい結末が待っています。『バナナフィッシュ』を見終わったあとは虚無感に襲われ、アッシュと英二のことで頭がいっぱいになりました。本当に辛く、切なく、悲しい物語ですが、それ以上にアッシュと英二の簡単な言葉では表せないような関係にぐっと心掴まれます。一番泣いたアニメの1つです。

『バナナフィッシュ』の登場人物はかなり常人離れした設定になっているのですがアッシュ・リンクスが整った容姿とあるのですが正直あまり整っていないし甘いマスクではあるもののけっこうおっさんな雰囲気でさすがに若くq-j/だろとつっこみたくなるタッチで描かれているのは違和感でしかなかったです。ただ一方で戦闘力という観点では常軌を逸した感じになっていたのでわざわざ少年の設定にしなくても良かったんじゃないのかなと感じてしまいました。

『バナナフィッシュ』という謎めいた存在をめぐって、スピード感と緊張感のある物語が展開します。登場人物のひとりひとりが魅力的で、次の話が気になってたまらず、引き込まれる作品です。何より、壮絶な過去を持ったアッシュと、ごく普通の青年である英二が、陰謀に巻き込まれながらも友情を育んでいく過程が素晴らしいと思います。アッシュは、ストリートギャングを束ね、マフィアのボス相手にも臆することなく立ち向かうほどの能力を持っています。頭も良く、容姿も抜群という、まさに完璧な存在です。一方で、英二は争いごととは無縁の世界で生きてきた分、アッシュたちのように戦うことはできずにいました。しかし、彼の生来の優しさや、まっすぐさがアッシュを包み込み、癒していきます。傷を隠して生き延びてきたアッシュにとって、英二の無償の親愛はとても尊いものでした。二人の関係性が丁寧に描かれているからこそ、結末には泣かされました。

アニメ『バナナフィッシュ』は最終回に限らず、全編通してずっと丁寧だったと思います。時代設定の変更によってキャラがスマホを所持していたり、ベトナム戦争がイラク戦争に変わったり、BANANAFISHは“あの時代”であることに大きな意味がある作品だと発表された当時、原作を読んだことがない私でさえ思っていましたが、それらも上手に作品に落とし込んでいたと思いました。また、原作はもっとストーリーもドラマも盛り込まれていますが、それらを丁寧に24話に削って納め、きちんと見せるべきところを見せていたと感じます。

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