手塚治虫は海外でも評価が高い?!アニメ『どろろ』の海外の反応!!

手塚治虫

手塚治虫の未完の名作をアニメ化した『どろろ』。

海外でも評価の高い手塚治虫だけに、『どろろ』海外でどのように受け入れられているのでしょうか。

海外の反応を調べてみました。

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『どろろ』の海外の反応

『どろろ』は、「得ようとすれば失われる」世の不条理を描いた作品です。物語は、領主が自分の領土を飢饉や戦から領土を守るために自分の生まれてくる子供を鬼神に与え犠牲にすることで得ようとしますが、一体の鬼神が子供の命を食い損ねたことで目や鼻、手足を持たない子供が生まれてきます。生まれてすぐその子は捨てられるのですが、人に拾われ義手と義足を与えられ育ちます。その子は百鬼丸と名づけられ、孤児のどろろと出逢い共に旅をしながら魔物を打ち滅ぼし失った体の一部を取り戻していくというストーリーです。百鬼丸は身体を取り戻す度、ニオイ、音、感触などを得ることできますが、そのために魔物だけではなく人までも犠牲にしてしまいます。時代背景も室町時代の戦乱の世で、生きるための難しさが描かれています。「人として生きるとはなにか」だけではなく、「守るために払う犠牲」についても描かれているのでとても考えさせられる作品です。

もともと原作での漫画で『どろろ』を読んでいましたので、最新の技術を使ったアニメでは違和感がありました。なぜかというと、アニメの方だと映像が綺麗すぎてスムーズすぎるといいますか、どろろ独特の粗い武骨な感じが、上品な描写に代わっているので、まったく別の作品を見ているような感じでした。また、特にどろろがチンピラに殴られているシーンが、CGキャラが殴られているような状態でしたので、よくも悪くもアニメっぽくは無かったと思いました。また、どろろ声が思った以上に女の子っぽかったです。

今まで映像化された作品では、百鬼丸は相手に対してテレパシーの様な能力で『会話』をし、『どろろ』や育ての親である寿海ともコミュニケーションを取っていたんだが。今回のどろろ、確かに原作にあった『欠損した部分を補う超越した能力』を持たないのもリアルであるし、否定はせんが。本来は『見えない、聞こえない、話せない状態』でありながら『強い生命力が身に付けた能力』でそれらを補い、聴覚を取り戻して相棒のどろろの声を聞き、想像してたより可愛い声だったとか。

『どろろ』は、醍醐景光が自領を守護するために48体の魔神像に我が子「百鬼丸」の身体全てを捧げてしまい、頭蓋骨だけになってしまった百鬼丸が魔物を倒すことで自分の身体を取り返して行くストーリーが面白い作品です。『どろろ』では、魔物との激闘だけでなく失った我が子を忘れられない母「縫の方」の姿に憤りを感じる実弟「多宝丸」との兄弟争いがあり、最終的に魔に飲み込まれてしまう「多宝丸」の姿に疑問を感じます。自領の保守は、親子や兄弟の情以上に重要な物なのかと思えてしまい、時代が悪いだけで醍醐景光も多宝丸にも罪がないように思えてしまいます。

『どろろ』を初めて見た時はなんだか怖くて、気持ち悪いと思ってしまいましたが、読み進めていくうちに自分の体を取り戻していく過程でどろろ自身もどんどん成長していく姿が応援したくなって、作品の中に引き込まれていきました。作中の世界観も現代とは違い興味を引くものばかり登場して、だんだん普通の人間に近づいていくにつれて、体だけでなく心まで普通の人間に近づいていっているような印象を受けました。一度見始めるるとどんどん見てしまい、結局一気に見てしまいました。

『どろろ』の舞台が最初は好きで迫力があって凄みを感じる内容に思っていましたがまさか原作があの手塚治虫さんだとはずっと気づかなかったです。どおりでストーリーに一貫性と起伏がいくつもあるんだなと納得するところはありましたが、アニメではアクション的な動きがかなり激しいのでわくわくする場面がたくさんあってとても新鮮な気持ちになれました。主人公の心情描写と剣さばきが特に大好きでいつも次の展開が気になってしまいしかたなかったです。

初めて見たとき物語の設定や内容に衝撃を受け、これは面白くないはずがないと思ったことを覚えています。予想は当たり見れば見るほど物語に引き込まれ、百鬼丸の生い立ちや定に涙したり、どろろとの友情に心を動かされることも多く、アニメにこんなに夢中になったことはないなぁと思えるほどハマった作品でした。唯一無二の素晴らしいアニメだと思います。辛さや悲しみといったマイナスな感情が描かれることが多いですが、そこから前向きさや強さを感じられるのが『どろろ』の魅力です。

体を部位を妖怪に奪われた百鬼丸はどろろとともに自分の体を奪っていった妖怪を次々と退治し、奪われた体を少しずつ取り返していくストーリー。手塚先生の描く妖怪はどれもなまなましく恐ろしいものばかり。『どろろ』の世界観は多少暗めに描かれているが百鬼丸の刀を狙うどろろが明るく、そして人間らしさを出して話を盛り上げ、時には笑わせてくれる。百鬼丸が徐々に体を取り戻して行き、強くなる過程は見ていて純粋に楽しめる内容。

アニメ『どろろ』はとても良く動く妖怪退治時代劇アニメ。百鬼丸のスタイリッシュな殺陣は一見の価値あり。首や腕などの切断シーンもしっかり描写されるので苦手な人は注意。ストーリーは重厚で、身体を失った百鬼丸、その経緯など第一話から引き込まれる。ただ、仇やどうしようもない侍や野盗等相手にも不殺を貫かせようとする描写が多いのが気になった。鬼になっちゃいけねぇ、人は殺すなって言うのは分からないでもないのだが、とにかく中盤以降はずっとこれが続けられる。一時期多かった不殺系主人公を思い出してしまう。この点が気になって、爽快感は減っているように感じられた。

『どろろ』とは国を憂う父親が国のために我が子を差し出し、我が子の命そのものによってその国が繁栄し、その繁栄は死んだと思われていた我が子によって危うくなるという話だと思います。しかも、原作は未完のまま終了していますので、このアニメの大半はキャラクターを借りたオリジナルです。そのため、このアニメは序盤はそれなりに興味深い作品になっていますが、話が進めば進むほどなんだかグダグダのぐずぐずになっているところがもったいない作品です。

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おわりに

『どろろ』の海外の反応でした。

手塚治虫の創り出す不条理な世界観が人気の理由のようでした。

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