『銀の匙』は命の尊さを教えてくれる?!【海外の反応】

異色の農業青春アニメ『銀の匙』。

海外でも人気があるとのことで、海外の反応を調べてみました。

『銀の匙』の海外の反応

農業高校が舞台ということで、自分が知らない世界が広がるのではと思い見始めたアニメ『銀の匙』。授業風景や動物との接し方、おいしいごはんなどなど、ほのぼのした生活を送っている主人公の高校生活を見れるんだろうと思っていたら、それだけじゃありませんでした。「家畜」というものがなんなのか、「食べる」ということはどういうことなのか、深く考えさせられる作品でした。ですが、ちゃんとほのぼのした学校生活もあり、コメディ要素もありで、最後まで楽しくみることができました。

『銀の匙』は農業高校を題材にした作品で、農業高校に通う高校生の日常を描いた物語です。ほのぼのとした展開の中に普通の高校ではない農業高校特有の生活が描かれていて知らない世界を知ることができるのでとてもいい作品だと思います。動物の命を頂くという心を改めて認識させてくれるアニメで、小さい子供などには一度見て欲しいと思います。食事のシーンでは主人公がとても美味しそうに食べる描写が多く、動物たちの命をありがたく頂くことの敬意が表れています。

日本の北海道の農業高校での高校生活を描いたこの『銀の匙』ですが、主人公八軒勇吾を取り巻く人間関係が面白く、そんな人たちと農業高校ならではの経験を通じて、進学校で成績ありきの価値観に悩まされていた八軒が人間的に成長していく様子がとても詳細に描かれていて1人の人間の成長をまじまじと見る事ができます。八軒だけでなく、1人1人のキャラクターも濃いキャラクターが多く、一つの物事にみんなで真剣に悩んだり、友人の問題を1人1人が考えるなど、これぞthe・高校生活という気持ちにさせてもらえるようなそんな作品です。

『銀の匙』は、農業を題材にしているアニメってかなり珍しいなって最終日は思ったのとストーリー展開がきっと難しいんじゃないの?って最初見る前に思いましたがほのぼのとした青春な物語でちょいちょい笑いなんかもあってそれなりに深い作品で好印象でした。ただ絵のタッチにあまり特徴がないのが少し気になってしまってちょっと盛り上がりに欠けているような気がしました。作中、NPK48なるアイドルをもじるような可笑しさも兼ね備えていて幅広い年齢で楽しめる作品だと思いました。

『銀の匙』は、主人公の成長がとても好きです。。なんとなく受験から逃げて、全寮制の農業高校に入った主人公が、真剣に酪農と向き合って、すでに将来を考えているクラスメイトたちに気おくれを感じながらも、反発せずに自分の将来に向き合い、強くなっていく過程がとても考えさせられます。硬すぎなくて、ギャグも多く、何度見ても楽しめて、お気に入りのアニメの一つです。好きなキャラの駒場一郎の、甲子園に行って家族を楽にするんだ!という夢と、その夢が破れた後の彼の強さがカッコよく、大人だな~と感心しました。比較的長いアニメですが、飽きずに一気に見れる素敵なアニメです。

『銀の匙』の物語の主人公は進学校の落ちこぼれが社会の中核で生きていくことをあきらめ、今まで考えもしなかった道に進み、そのような学校でみんなと仲良くやっていくという感じの作品です。おそらくこの作品というのは農業高校を肯定的にとらえた人間によって描かれた作品なので、学校内で「ワル」というものが出てきません。ですから、農業高校なのに「ワル」のいない世界で主人公はぬくぬくと暮らしますが、普通は農業高校というのは成績の悪い人間のたまり場なので、こんな仲良しクラブ的なものはありません。

『銀の匙』は酪農高校に通う高校生の生活を描いたもので、酪農の厳しさや大変さを学べるアニメでした。主人公は、と殺をみて耐えられなかったり、鶏の卵が肛門からでてくるのをみて萎えたりしますが、それは実際に目を背けられないもので日々成長していく姿を見ることができます。酪農について教えられる機会はあまりないと思うので子供たちに、ぜひ見てもらって命をいただくことを考えてみてほしいです。

『銀の匙』は日本の北海道の農業高等学校を舞台にした農業にまみれた青春を送る物語です。朝の起床が4時だったり、広大すぎる学校の敷地、馬の世話や、鶏のツボ抜きといったショッキングな農業高校の生活を垣間見ることができます。学生のほとんどが酪農や農家の子供だったり、みていると自分も農業高校に行っていれば今のような生活はなかったのかなぁと思うような青春を送っていて羨ましく感じます(実際やってみると明らかにハードすぎて無理でしょうが)。

アニメ『銀の匙』は訳あって農業高校に入った八軒が、農業高校の色々なエピソードを交えながら、成長していくお話。原作者の方は、農業高校卒業生とのことで、自身の体験が原作に生かされているそうです。確かに、農業高校で起こる様々な出来事は、リアリティを持った面白いものになっていて、飽きずに最後まで面白く見ることができました。この作品は実は飯テロな面も持っていて、たまごかけご飯や窯焼きピザ、ベーコンや豚丼などなど、すごく美味しそうで食べたくなりました。。その美味しそうな豚丼ですが、このエピソードがとても良かったです。

『銀の匙』を見て、自分で飼育した豚が食べ物になるなんて悲しすぎると思いましたが、そんな豚を食べて生きているんだなと改めて食べ物に対する有難みが感じられました。『銀の匙』ってどういう意味なんだろうと思いながら見ていましたが、銀のスプーンという意味だったんですね。馬のレースを行ったときに、馬の名前を銀の匙と関連ずけていたのを見て鳥肌が立ちました。素敵な名前だなとも思いました。

おわりに

『銀の匙』の海外の反応をお届けしました。

ほのぼのとした雰囲気の中にも、「命」を扱った真剣なテーマに共感の声が聞かれていました。

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