ルフィの将来を決定づけたと言っていいくらい、シャンクスはルフィにとって重要な人物です。
とくにルフィが幼かった頃にシャンクスに助けられたエピソードは、シャンクスの器の大きさを物語っています。
ワンピースの中でも名シーンの上位にくるこのシーンを、海外の人々はどのように見ているのでしょうか。
海外の反応を調べてみました。
「安いもんだ 腕の一本くらい」
とある「東の海」の港町。シャンクスたち海賊が酒盛りをしていました。
シャンクスたちが酒場の酒をあらかた飲み干した頃、山賊のヒグマが現れます。
酒場に酒がないことに怒るヒグマは、シャンクスに喧嘩をふっかけます。
しかし、まったく喧嘩に乗ってこないシャンクスを見て、ヒグマは腰抜けだと判断しあざ笑いながらその場を立ち去るのです。
二度目にシャンクスとヒグマが顔を合わせたとき、シャンクスの対応はまったく違うものでした。
笑いながら銃を向け脅してくる山賊に、シャンクスは「銃を抜いたからには命を賭けろよ」「そいつは脅しの道具じゃねぇって言ったんだ…」と応じます。
その瞬間、シャンクスの船員が躊躇なく銃で山賊の頭を撃ち抜いたのです。
突然の銃殺に山賊ヒグマは「や…やりやがったな てめェ なんて事…なんて卑怯な奴らだ!!!」
シャンクス「卑怯?甘ェ事言ってんじゃねェ 聖者でも相手にしてるつもりか」「お前らの前にいるのは 海賊だぜ」
そして続けてシャンクスは
「いいか山賊…
おれは酒や食い物を頭からぶっかけられようが
つばを吐きかけられようが
たいていの事は笑って見過ごしてやる
………だがな!!」
「どんな理由があろうと!!
おれは友達を傷つける奴は許さない!!!!」
そう言い放つのでした。
シャンクスの気迫に怖気づいたヒグマは、ルフィをさらってその場から逃げ出します。
ヒグマが逃げ延びた先は海。
そして用済みのルフィは海に投げ捨てられてしまいます。
悪魔の実を食べているルフィは海で泳げません。
そんなルフィを見つけた海王類が、ルフィを喰らおうとして襲いかかります。
そこへ駆けつけたのがシャンクス!!
「失せろ」
一言で海王類を追い払います。
「おい泣くな 男だろ?」
泣きじゃくるルフィにシャンクスは笑いかけます。
しかし、ルフィを助けた代償にシャンクスは海王類に腕を食いちぎられていたのです。
「安いもんだ 腕の一本くらい…。無事でよかった」
シャンクスは最期まで笑っていたのでした。
「安いもんだ 腕の一本くらい」の海外の反応
ルフィを守るために海王類から覇気を使ったシャンクス。こんな初期から覇気の設定があったっんだな。すごすぎる、尾田先生。
シャンクスがルフィに麦わら帽子預けるシーン、ほんとに感動するシーンだよな。 ワンピースとか抜きで、全アニメの中で一番好きなシーンだわ。
こんな初期の頃から覇気の設定あったのに、覇気が出てくるのってずっとずっと後のほうだよな。そこが好き。
ワンピースの物語ってなんだか全部子供の味方って感じだよな。少年漫画が原作ってのもあるけど、主要キャラクターがみんな子供に優しくて、なんだか泣ける。
覇気ってどこまでコントロールできるんだろう。ずっとあとになって、シャンクスが覇気を使って周りのみんな気絶しちゃうシーンがあるけど、このシーンはルフィに気を使って弱めてるとか?それか、ルフィはこの頃からすごかったってことか。ルフィも覇王色だから気絶しないとか?
これ覇王色の覇気じゃないっすか!尾田さん、すごいっす!
このシーン観てて思うけど、ルフィってほんと色んな人に助けられてるね。もしかしたら、周りを味方につけちゃうルフィが一番最強なんじゃないか
シャンクスの海王類に食われた左腕、傷口が海水にしみて痛そう!
今思えば、あのシャンクスの腕1本もってった海王類ってまあまあやばいよね
麦わら帽子って、海賊王になるべき男に渡されるんかな。ロジャーは次の海賊王はシャンクスになると思って渡したけど、ルフィがシャンクスを超えるって言ったからルフィに渡った感じ
おわりに
シャンクスがルフィを助けたシーンの海外の反応を調べてみました。
シャンクスの格好良さもさることながら、初期の段階で覇気の設定をしていた尾田先生への称賛も多く聞かれていました。
↓『ワンピース』の海外の反応まとめ↓