日本で絶大な人気を誇った『NARUTO-ナルト』でしたが、海外ではどのような反応がみられるのでしょうか。
海外の日本のイメージを代表する「忍者」を題材にした作品だけに、海外でも注目度は高い作品になります。
しかし、その海外の反応は意外と厳しい声も聞かれます。
「同じストーリーが繰り返される。」「子供のみる作品だ」などの声が多いようです。
それでも、海外でも人気がある作品であることは間違いないので、日本が海外に誇れる大切な作品でしょう。
海外での『NARUTO-ナルト』人気は?
日本でも大人気の『NARUTO-ナルト』ですが、海外ではどれほどの人気なのでしょうか。
コミックスは、海外では30以上の国で翻訳され出版されています。
コミックスは全世界で2億3500万部を売り上げ、『ワンピース』『ドラゴンボール』『ゴルゴ13』に次ぐ世界第4位の売上です。
また、コミックスはアメリカのUSA today やニューヨーク・タイムズのベストセラーリストに何度も登場しています。
一方、アニメ版は、2005年にアメリカとカナダで放映され、その後イギリスやオーストラリアでも放映されています。
海外では主に子供向けアニメとして知られています。
そのため、子供からの人気は絶大ですが、大人が観ると無駄の多いエピソードやステレオタイプなキャラクターが不評のようです。
この点が日本との大きな違いではないでしょうか。
日本では大人も子供も楽しめる作品だと思われていますが、海外では主に子供向けの作品のようです。
『NARUTO-ナルト』の海外の反応
シンプルでわかりやすい
『NARUTO-ナルト』の海外の反応で多いのが、作品のわかりやすさです。
よく言えばわかりやすく、アニメや漫画に慣れていない人でも楽しめる作品との評価です。しかし、悪く言えば単純で面白くないとの声も聞かれます。
気楽に観れる
逆に、『NARUTO-ナルト』の単純さが、暗いエピソードも深刻にならずに楽しめるとの声もありました。
忍者のイメージが変わった
また、他にも多い声に、日本の忍者のイメージが変わったという声です。
ドラゴンボールみたい
そのほか、ドラゴンボールとの類似点をあげる人もいました。
無駄なシーンが多すぎる
最後に、悪い方の評価で一番多かった反応は、無駄なシーンが多く長過ぎるということです。
おわりに
今回は『NARUTO-ナルト』の海外の反応をご紹介しました。
全世界でコミックスが出版され、アニメも子どもたちに大人気の作品です。
しかし、大人からは「キャラクターに深みがない」「ストーリーが長すぎる」との厳しい声も聞かれていました。
まだまだ漫画もアニメもメジャーな文化として認識されていなため、大人はやや嫌厭しているのかもしれません。