『四月は君の嘘』の海外の反応は?!単なる恋愛アニメじゃない!!

若者の苦悩と葛藤やトラウマを描いた『四月は君の嘘』。

原作のマンガは、『ワンピース』の尾田栄一郎先生が嫉妬した作品として名前を挙げたことでも有名です。

『四月は君の嘘』の海外の反応をお届けします。

『四月は君の嘘』の海外の反応

単なる初恋の話ではない

ストーリーの魅力は、単なる初恋の話ではなく、心的外傷後ストレス障害、小児虐待、慢性疾患の現実を掘り下げていることです。これらはどれも芸術的または悲劇的な美しさではありません。恐ろしく、人を苦悩させ、最高の瞬間を台無しにします。しかし、この苦悩が物語を深いものにします。

エンディングが作品を台無した

エンディングは私にとって作品を台無しにする演出でした。このアニメは、かなりメロドラマ的であるという点で、『クラナド』に非常に似ています。私は個人的にハッピーエンドを好んでいますが、これがハッピーエンドだとは言いません。私はこれを見た後、個人的に不満を感じました。

物語は深く、若者の気持ちをとても上手に描いています

誰でも完全に自分の気持を白黒と割り切れるわけではありません。誰もが自分の欠点を抱えており、それが各キャラクターに肉付けされています。彼らは悩み葛藤しています。そして、これらのキャラクターのおかげで、このシリーズは飛躍的に面白くなっています。物語は深く、若者の気持ちをとても上手に描いています。

その瞬間がすべて、それが若さというものです

年長のアニメファンは、このシリーズを10代の若者の非現実的な物語として批判的に分析するかもしれませんが、その悲観論は、私たちがその年齢であることがどのようなものかということを忘れています。私たちは、初めて人を好きになったとき、それが永遠だと思いました。最終的に成果の上がらないようなことに情熱を注いだとき、その瞬間がすべてでした。それが若さというものです。そして、それが『四月は君の嘘』が私たちに与えるものです。

物語のペースはシリーズのトーンと合っています

最終的に、『四月は君の嘘』は、始まりは少しゆったりとしていましたが、物語のペースはシリーズのトーンと合っています。構造的には、それは若者の誠実な物語であり、ねらったメッセージから逸れることはありません。これらの長所に加えて、観て楽しい、聴いて楽しい作品です。そして、子どもへの虐待とその結果生じるトラウマに、前向きな方法で現実的にアプローチすることを描いているシリーズに感謝します。いくつかのイマイチな点がないわけではありませんが、最終的に『四月は君の嘘』は際立ったロマンスシリーズです。

作品のテーマが常に意識されています

前半と後半には明確な違いがあり、非常にスムーズなペースと作品のテーマが常に意識されています。物語の進むペースが遅いと言う人もいるかもしれませんし、ところどころが長く引きのばされているように感じることもありました。彼らが若者であるということを理解している限り、このシリーズは、多くの印象的な瞬間を私達に与えてくれています。この作品がやりたいと思う内面の独白は、私たちのキャラクターが戦っている葛藤を痛いくらいに私に訴えかけていました。また、巻き起こる争いは非常に現実的であり、人々はそれらに大きく巻き込まれていきます。

声優のレベルはかなり高いです

このショーのキャラクターの声優のレベルはかなり高いです。22エピソードのアニメとして、それらのキャラクターに命を吹き込んだ素晴らしい仕事をしたと思います。ただし、ほとんどのアニメのように、すべてのキャラクターが完全に肉付けされているわけではなく、そうではないキャラクターも存在したことは事実です。それに加えて、ほぼ全員の思考プロセスが明確で、タクトと情熱の動機/目的が輝いていました。

作品も決まりきった物語には感じませんでした

自分の問題、動機、夢を知り、理解するための適切なプロセスが描けなかったキャラクターもいましたが、だからといって彼らが空っぽで無意味だとは感じませんでした。彼らはすべて目的を持っており、それらのほとんどは私たちの主人公に関わってきます。作品も決まりきった物語には感じませんでした。ただし、少なくとも私にとっての最大のがっかりした点は、ファンサービスがなかったことです。

ここ数年で最高のアニメの1つ

全体として、このアニメは私が今まで見た中で最高の作品のひとつです。それは最初のエピソードから私を夢中にさせ、最後のエピソードまで私を決して飽きさせませんでした。難しい話ではないので、誰もが私と同じように楽しむことができます。深い物語、ゴージャスなアニメーション、素晴らしい音楽を備えた愛らしいキャラクター、『四月は君の嘘』はここ数年で最高のアニメの1つであることは間違いありません。私はこのアニメを、心温まるロマンスアニメを観たい人にお勧めしたいです。

ペースが遅いためにストーリーが観やすい

多くの人々がこのアニメを楽しむのを難しくするものの1つは、物語が進むペースです。多くのフラッシュバックが描かれるため、物語が進むのは非常に遅くなります。この種の設定を見ることに慣れていない場合、このアニメに耐えられず退屈するかもしれません。しかし、これは欠陥ではなく、ペースが遅いためにストーリーが観やすくなり、作品に柔軟性が生まれます。

おわりに

『四月は君の嘘』の海外の反応をお届けしました。

  • 単なる初恋の話ではない
  • エンディングが作品を台無した
  • 物語は深く、若者の気持ちをとても上手に描いています
  • その瞬間がすべて、それが若さというものです
  • 物語のペースはシリーズのトーンと合っています
  • 作品のテーマが常に意識されています
  • 声優のレベルはかなり高いです
  • 作品も決まりきった物語には感じませんでした
  • ここ数年で最高のアニメの1つ
  • ペースが遅いためにストーリーが観やすい

などの声が聞かれています。

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