アニメ『いぬやしき』は海外でも人気なのか?!【海外の反応】

アニメ『いぬやしき』の海外の反応を調べてみました。

アニメ『いぬやしき』の海外の反応

『いぬやしき』は善良で冴えない中年男と、残虐な行為をものともしない高校生という印象が強いです。1話でいきなり機械の体を手に入れる中年のおじさん犬屋敷には驚きました。その力を人助けに役立てるのですが、それに相反する行動をとる獅子神。2話以降は残虐過ぎてちょっと引きました。機械の体を手に入れて、初めて「人として」の在り方について考え行動する。考えされられる「テーマ」だと思いました。残虐な行為を行っていても、獅子神には友達を想う心がある事が描かれているのが救いです。この二人がどう対峙するのかと思っていましたが、ラスト良かったです。11話、巨大隕石に立ち向かう犬屋敷。そこに獅子神が現れ「死んでほしくない人がいる…」に泣けました。ラストはハリウッド映画にあるような展開でしたが、とても良い終わり方だったと感じました。

『いぬやしき』の面白いところは、主人公が中年のおじさんであるということでしょうか。このおじさん・犬屋敷壱郎が機械に改造されてしまうことから物語が始まります。機械の身体になり、スーパーパワーや特殊能力を手に入れたというのに戸惑うばかりというのがギャグっぽくて面白いです。一方、犬屋敷と同じく機械になってしまった高校生・獅子神皓は、いち早く自分の身体に順応し巧みに使いこなします。この犬屋敷と獅子神との対比が本作の肝と言えるでしょう。

私は『いぬやしき』の原作を読んでおらずアニメから見始めましたが、初老のおじいさんがヒーローになるという、最近のアニメにはない面白い設定で夢中になってしまいました。映像もとても綺麗で、まるで1つの映画を見ているような感覚になります。ただし残念な部分が、各キャラクターの声優です。プロの声優を起用せずに、日本の俳優やコメディアンを使っているので、どうしても棒読みのように感じてしまい、せっかく盛り上がるシーンでも違和感がありました。

初めて『いぬやしき』を見たとき衝撃的だった。あまりのグロテスクなシーンに目をつぶってしまう程だった。だかなぜか続きが気になるワクワク感も止まらなかった。『いぬやしき』ではどこにでもいる中年サラリーマンとどこにでもいる高校生が主人公だ。2人は不慮の事故から瀕死の状態に陥り、体全身を機械にされた事により人間ではなくなってしまった。人間ではなくなってしまった為、2人は自分達が生きている事を実感できなくなってしまった。その時中年サラリーマンは他人を救う事で生を実感し、高校生は他人を殺す事で生を実感していた。このような対比も面白さの見どころである。

『いぬやしき』の原作を読んだ事が無かったので、あまりどんな話か知らずに絵が綺麗だなくらいの感覚で見てしまって、ちょっとショックを受ける内容だなと感じました。とことん冴えないおじさんな犬屋敷の、家族からの扱われ方には身につまされるような悲しさを感じたり、綺麗な主人公だなと思って見ていた獅子神の残虐さには怖くなったりしました。内容もしっかりしていて面白い作品なのに、機械の身体のシーンもなかなかにショッキングで、どことなく嫌な後味を残させる作品だなと思いました。でも見応えがあるし、見たくなる作品だと思います。

まず『いぬやしき』というタイトルから、ホラーかと思いましたが、内容はSFでした。ひょんなことから兵器用パーツで改造(再構築?)され、人間なのか悩みながらも制御できるように訓練をし、悪者をボコボコにして人々を救っていく姿はジジイ格好いい!の一言で、最後には地球を救うためにもう一人の改造された男の子と一緒に自爆の道を選んだのはかっこよすぎでした。

アニメ『いぬやしき』は兵器ユニットの描写が秀逸です。この作品は宇宙人の墜落事故に巻き込まれて兵器ユニットを搭載され生き返った犬屋敷壱郎と獅子神皓がメインキャラクターです。壱郎はホームレス狩りをする若者を撃退した際にミニミサイルを発射しています。ミニサイズの兵器を体内に隠している設定は魅力的です。特に獅子神は銀行システムなどに侵入するハッキング能力を使います。ネットで情報操作をすることも軍事力であるという視点が鋭いと思いました。

全く先の展開の読めないストーリーに驚かされました。アニメ『いぬやしき』は、さえない中年サラリーマン犬屋敷壱郎が主人公です。そんな彼がふとしたきっかけで宇宙人に機械化改造をされて体内に超兵器を隠し持つことになります。同じく現場にいた獅子神皓も改造を受けて機械の体を手に入れました。壱郎は病院に行き、人知れず難病患者を治療する善行を行い獅子神は連続殺人を行います。オーバーテクノロジーを得た二人を対照的に描き、人の生き方という重いテーマにも踏み込む名作です。

最初に『いぬやしき』と出会ったのが、日本人の友人からの紹介でした。当時は初刊が最新だったので、その一巻の内容が頭にあった状態での視聴開始でした。OPのマンウィズとムービーの迫力がまず凄いです。高速で駆け抜ける演出はかっこよかったです。そして本編、CGでのキャラデザでしたが違和感はありませんでした。話の展開はテンポ良く、そして物語の大事な部分はしっかりと丁寧に描写されていました。やはり注目すべきは、身体に仕込まれているメカのギミックや、無機質なモーションの不気味さは本当に見る価値があります。コミック全巻やってしまったので、2期は期待できませんが確実に感情を揺さぶられる作品となっています。

主人公が定年間近のサラリーマンということで、どんなストーリーなのか、リアルな生活や悩みが描かれるヒューマン系かと思って読んでみたら、SFだったので予想外でした。心に残っているシーンはいぬやしき家のみんなが、深夜に空が明るく輝く様子を号泣しながら見上げるシーンです。不覚にも読んでいて貰い泣きしてしまいました。常に冷めた様子だった長男ですら、その最期の別れで号泣しているのはたまらなかったです。ストーリーが長過ぎもせず、飽きずに最後まで読めるマンガでした。

おわりに

アニメ『いぬやしき』の海外の反応をお届けしました。

中年男性が主人公という奇抜な設定が、海外の人にはウケているようでした。

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