『炎炎ノ消防隊』のみんなの感想を集めてみました。
『炎炎ノ消防隊』のみんなの感想
私が『炎炎ノ消防隊』の中で魅力的だなと感じるキャラクターは秋樽 桜備です。桜備は能力者でないにも関わらず、第8特殊消防隊大隊長を務めるほどの努力家という一面が非常に面白いキャラクターだと思います。また、桜備を演じる中井和哉さんの声質と役柄がとてもあっていると感じます。桜備は能力者ではないため、火災現場では入念な準備をしていかないといけませんが、主人公である森羅日下部や第三世代能力者のアーサー・ボイルを一喝してまとめる統率力を兼ね備えているので、炎炎ノ消防隊には欠かせないリーダーシップのとれる貴重なキャラだと思います。
突如世界で拡がった人体自然発火現象により、焔ビトとなってしまった人の鎮魂と消化を行う消防隊をメインにした作品が『炎炎ノ消防隊』です。過去、自身の家と家族が焔ビトに焼かれ、だからこそ皆を救いたいと頑張る主人公のシンラは、まだ子供のようで、しかしヒーローになりたいというしっかりとした夢を持っている男の子で、ヒーロー顔では全然ない、どちらかと言えば悪役顔なのですが、とても好感が持て、応援したくなるキャラクターです。同じ部隊の仲間も他の部隊のキャラクターもとても個性派揃いで、ギャグ展開とシリアス展開のメリハリがしっかりしていて、楽しく笑えつつも引き込まれるアニメです。
アニメ『炎炎ノ消防隊』を見て、過去に家族に能力によって、悪魔と言われていたことを心の内に悩んでいる主人公の森羅日下部が、第8特殊消防隊の武久 火縄や様々な仲間と関わることによって、人類が発火してしまう「ほむらびと」との闘いによって成長していくことに対して共感を覚えました。また、森羅日下部と女性陣のシスターアイリスや、茉希 尾瀬の絡みがかわいらしくて良かったです。シスターアイリスが戦いの後「ほむらびと」を祈りによって鎮魂するシーンもいいなと思いました。シンラ・クサカベが今後どう成長していくかが楽しみです。
最初にみたシンラ初出勤の姿は神秘的でありながらもかっこよく勢いなるものが感じられましたが個人的には約束の火華のくだりの展開が一番好きでスリルあるシーンが大好きでした。アイリスとヒバナの淡い過去もちょっと気になってしまうところであるけども炎で構築された木々の姿には美しさをも感じてしまいました。基本的には毎回『炎炎ノ消防隊』というタイトルにある通り炎が登場するのですがいつも躍動感があってある種の見せ場みたいになっているような気がしました。
『炎炎ノ消防隊』は、焔ビトに弟以外を殺害された森羅日下部が焔ビトを自在に発生させることができる伝道者一派の謎を追い求めるストーリーですが、登場人物たちの様々な特殊能力が興味深い作品です。森羅は、伝道者一派が8柱勢揃いさせたい「アドラバースト」の4柱目であり、弟の象日下部は伝道者一派の灰焔騎士団団長で3柱目と兄弟での対決が楽しみです。日下部兄弟は、アドラリンクによって時間をとめることができる兄弟であり、超スピードで時間をとまったようにする森羅と完全に時間をとめる象の対決は楽しみです。また、第7特殊消防隊の大隊長新門紅丸や第1特殊消防隊大隊長レオナルド・バーンズの強さも桁違いなので、元一般消防官で無能力の秋樽桜備が何故第8特殊消防隊大隊長なのか疑問とともに能力を上げてと思ってしまいます。
『炎炎ノ消防隊』は、恐らく放送時期や元の設定もあり、他作品と比べられて様々に言われている様子をSNSで見かけたけれど、それを踏まえても私はこの作品が大好きなので贔屓目で書いていきます。少年漫画に慣れていない私にはすんなり理解しやすい基本設定で、話が進むにつれ、その基本設定の根幹にあるものが何か、主人公たちと共に追っていく感じは多分一般的な展開だと思う。かなり観やすい要因はここにもあるかと思います。
『炎炎ノ消防隊』の面白い点はキャラクターに個性がある点です。個人的に一番好きなキャラクターは茉希 尾瀬です。女性ながらもしなやかな筋肉があり、身長も167cmと高いのでカッコよくて好きです。また、第二世代の能力者として火を操ることができる点も魅力的です。能力を使ってメラメラやプスプスのような可愛いキャラクターを創り出すシーンは興味深いです。また、容姿をゴリラみたいだと言われると怒ってしまう性格も純粋な部分が出ていて好きです。
『炎炎ノ消防隊』はOPとEDの曲がかっこいい作品です、それぞれ曲パートだけでも何度も見直しました。個人的な見どころは主人公のシンラが悪魔と呼ばれ蔑まれていた背景もあり要所要所でシンラが悪魔のようなシルエットや描写があるのですがそれがダークヒーローっぽさが出てるのがかっこいいと感じます。シンラだけでなくそれぞれのキャラクターがもつ人間模様などが適度に描かれ、その合間にいい感じにギャグが入るのでみてて本当に飽きない作品でした。
『炎炎ノ消防隊』のアニメの感想といたしましては、ストーリーが少し変わっているのでそこがすごく素敵です。ストーリーといたしましては、ある境に人体から火が発火する現象が止まらなくなってそれを止めてその仕組みを解明するために特殊消防隊というのが結成されていくというのが主なストーリーです。小さい頃にある事件が主人公に起きているという伏線がすごくミステリアスでアニメを面白くしてます。また、主人公の行動力には毎回びっくりさせられます。
アニメ『炎炎ノ消防隊』1話目を観てから興味が湧き、一日で見終えました。結論から言うと、面白かったです。ストーリーのテンポがよく、何か突っかかりたくなる場面もほとんどない。作画も音も文句なし、強いていえば気持ち声優さんの声が小さいかなと思うシーンがいくつかあったほどです。何よりキャラクターの扱い方を分かっていて、私は楽しんで見させていただきました。しかしながら、話の内容は酷くシンプルです。王道の道から外れることも無く、ただ炎というテーマを元にした話でした。逆に安心してみることも出来ますが、深みは味わえません。ながら見でも楽しめるくらいの作品です。そして気になったのは、何もかもよく見せようとしすぎていることです。キャラクターも能力も、こういう風にしておけば人気が出るだろう。こういう風にすればみんな納得するだろう。そんな作者の意図が見えたように思えました。