VPNのメリットとデメリット 最近セキュリティの観点から多くの人が利用しているVPN。この記事では、VPNのメリットとデメリットについて紹介します。

VPNのメリット

まずはVPNのメリットから見ていきましょう。

安全性が高い

VPNのメリットのしてあげられるのが、通信を暗号化できるということです。VPNを利用した場合、すべての情報を暗号化して専用線で通信を行います。これにより、外部に情報が洩れる心配なく、安心してインターネットを利用することができるようになります。

VPNを利用した状態であれば、公共の無料WIFIも安心して利用できるようになるでしょう。

リモートワークが実現できる

VPNを利用した場合、オフィス以外の遠隔地から社内ネットワークに安全にアクセスし、利用できるようになります。これにより、わざわざオフィスに必要がなく、自宅からも仕事ができるようになります。

最近では働き方改革が進み、柔軟に仕事ができるようになりました。場所を選ばずに仕事ができるようになったのは、VPNを利用したおかげだともいえるでしょう。

低コストで利用できる

VPNを提供しているプロバイダーはたくさんあり、低価格で利用することができます。また、1つのプロバイダーと契約をすれば複数の端末から利用することができるので、友人と家族と共有することも可能です。

VPNのデメリット

次はVPNのデメリットについて見ていきましょう。

通信速度の課題

VPNの種類や利用するVPN機器の性能によっては、VPNに接続することで、通信速度が大幅に落ちることがあります。

簡単な操作をしているだけでは問題ないですが、動画のダウンロードなどには時間がかかってしまうことがよくあります。そのため、VPNのプロバイダーを選ぶ際には、通信速度をよく確認する必要があります。

IPを利用した通信にしか利用できない

意外と見落としがちですが、しっかりと知っておきたいのが、VPNはIPを利用した通信にしか利用できないということです。仕事などでインターネットを利用する場合、すべての既存システムがすべてIPに対応しているとは限りません。例えば、AppleTalkSNAなどによる通信が必要な場合、VPNが利用できないというケースがよくあります。

そのため、プロバイダーと契約する際には、互換性について事前にしっかりと調べておく必要があるでしょう。

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