PS5がベータプログラム参加ユーザーにSSD拡張を開放!

PS5のストレージ問題とは

SONYが2020年11月に発売したPlayStation5の1つの特徴が高速なロード時間を実現するカスタムSSDです。 ユーザーはこれまで数十秒待っていたロード時間が数秒まで短縮されたことで ストレスを軽減し、これまでよりも気軽にゲームを開始することが可能になりました。ゲーマーはゲームを早く始めたいと思っています。待つのは好きではありません。そのため、メガウェイズのようなオンラインゲームが最適です。

その反面PS5のゲームの起動が本体SSDにストレージからしか起動ができないという制限がありま す。 (PS4のソフトは外付けストレージから起動可能、PS5も保存自体は外付けストレージに保存可能) 本体SSDはデフォルトでは600GB程度しか使用できず、PS4時代からのライブラリを全て保存する ための容量としては十分とは言えませんでした。

そんなユーザーに良いお知らせが7月に届きました。 7月30日から大規模なソフトウェアアップデートのベータテストが始まりました。 その中にはユーザーが待ち望んでいたM.2 SSDへの対応が含まれていました。

PS5システムソフトウェアのベータプログラム

PS5のシステムソフトウェアベータプログラムは開発段階のソフトウェアを一部ユーザーが先行で体験でき 開発に対してフィードバックを行えるというものです。

参加には以下の条件に合致するユーザーがSIEのウェブサイトからアクセスすることができます。

  • 18歳以上であること
  • 次の国または地域に居住していること:アメリカ合衆国、カナダ、日本、イギリス、フランス、

ドイツ

  • 現在使用しているメールアドレスに紐づく有効なPSNアカウントを持っていること
  • ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下「SIE」)に対し、ベータ版システムソフ

トウェアの使用に関する正確なフィードバックをSIEが求める方法および形式で提出すること ※あくまで開発中のソフトウェアに対するテストですので参加は自己判断でお願いします。

M.2 SSDとは?

M.2 (エムドットツー)は、パソコンの拡張カードの規格ので、端子の形状と基板のサイズを定義しています。パソコンではSSD以外にもBluetoothやWiFiにも使われている規格です。

M.2 SSDとはその名の通り、M.2規格に合致するSSDのことです。 PS5の使用可能なSSDの要件は下記の通りです。

インターフェース: PCIe Gen4x4 M.2 NVMe SSD

容量:250GB~4TB

放熱構造: PS5でM.2 SSDを使用する場合、ヒートシンクなどの放熱構造が必要です。片面ある いは両面のヒートシンクをご自身でM.2 SSDに取り付けていただくか、あらかじめ放熱構造 (ヒートシンクなど)が組み込まれたM.2 SSDをご利用ください。

シーケンシャル読み込み速度:5,500MB/秒以上を推奨

モジュールの幅:22mm幅(25mm幅は非対応)

対応サイズ:M.2 type 2230、2242、2260、2280、22110

これらの番号はM.2 SSDデバイスの製品情報に記載されています。最初の2桁は幅を表し、残りの 桁は長さを表します。

ソケットタイプ:Socket 3 (Key M)

SSD増設をするべき?

あくまでベータプログラムであり、SSDのハードウェア要件もかなり厳密です。

将来的には正式にサポートをされる可能性が高いですし、PS5公式のSSDが発売される可能性もあ ります。

  • どうしても本体容量を増やしたい
  • ゲーミングPCを自作していて慣れている といったユーザーさん以外は慎重に判断をしたほうが良いと思います。

とはいえ、PS5の唯一の弱点とも言えるストレージ容量が近い将来改善されるということは これからPS5を購入されるユーザーにとっても後押しになるのではないでしょうか?

参照

Share

  • Add this entry to Hatena Bookmark

Follow Me