にわかファンでも大丈夫!ラグビーワールドカップ2023

9月8日にフランスで開幕したラグビーワールドカップ2023年大会。今年で10回目を迎えます。2019年に日本で開催された前大会では、日本チームがベスト8に躍進するなどの活躍を見せ、『にわかファン』になったという方も多かったのではないでしょうか。

最近ではインターネット技術の発達に伴い、海外で行われている試合でもリアルタイムで観戦できるようになりました。bet365 ボーナスコードを活用してオンラインでスポーツベッティングしながら楽しむファンも増えてきていると言われています。ここでは、たとえあなたが『にわかファン』でもたっぷり楽しめるように、ラグビーワールドカップの小ネタをご紹介します。

特別な優勝杯

ラグビーワールドカップの優勝チームに贈られる優勝杯は、1987年の第1回大会から使用されており、『ウェブ・エリス・カップ』と呼ばれています。その名の由来は、ラグビーの“起源”とされる一人の少年にあります。今からちょうど200年前の1823年8月24日、イングランドにあるパブリックスクール『ラグビー校』でフットボールの試合が行われていました。ところが『ウィリアム・ウェブ・エリス』という名の生徒が、ルールを無視してボールを持って走り出したのです。これがラグビーの起源と言われています。

優勝杯は金ぱくに覆われた純銀製で、高さ47.2センチ、重さ4.5キロで、台座の部分には歴代の優勝チーム名が刻まれています。持ち手にはギリシャ神話に出てくる精霊などの頭部が施されているほか、カップ全体にライオンの顔やぶどうの木などの装飾があしらわれています。さらに、このウェブ・エリス・カップには特別な決まりがあります。素手で触れていいのは優勝経験のある選手などの限られた人だけで、それ以外の人は手袋をして優勝杯を扱わなければならないのです。

国歌ではなく『アンセム』

ラグビーワールドカップでは国歌ではない『アンセム』を歌うチームがいくつかあるのに気づいた方は多いのではないでしょうか。それは、国ではなく地域単位で出場しているチームがあるからなのです。例えば、イギリスはイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの4チームに分かれて出場していますが、このうちイギリス国歌を歌うのはイングランドのみ。スコットランドは『フラワー・オブ・スコットランド』、ウェールズは 『ランド・オブ・マイ・ファーザーズ』、「アイルランド共和国」と「イギリスの北アイルランド」の選手で構成されているアイルランド代表は 『アイルランズ・コール』というアンセムを歌います。

ウォークライ

今大会の優勝候補でもあるニュージーランド代表『オールブラックス』が、試合前に行う『ハカ』。ニュージーランドの先住民族マオリの伝統の踊りのひとつで、チームを鼓舞して1つにまとめ、相手を圧倒する狙いがあると言われています。こうしたウォークライと呼ばれる伝統の踊りを披露するのは、実はニュージーランドだけではありません。トンガは『シピタウ』、フィジーは 『シビ』というウォークライをそれぞれ試合前に行います。

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