毎年秋頃になると話題に上がるサッカー天皇杯。プロとアマチュアが対戦することも多く、サッカーファン以外も話題にする注目のオープントーナメント。その新しい楽しみ方を紹介します。
天皇杯とは?
厳密な意味での「天皇杯」は、日本において実施されるさまざまな競技で、優勝者に授与されるトロフィーのことを指しますが、同様の呼び名で、サッカーの「天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会」を指すことも多くあります。この大会はサッカーにおいて日本最大タイトルの一つで、日本プロサッカーリーグJ1に限らず、JFAや日本フットボールリーグ(JFL)に登録しているチームであれば、どのチームでも出場可能な日本最大のオープントーナメントです。そのため、社会人、大学、高校サッカーチームでも優勝の可能性がある見どころのある大会となります。
天皇杯が生み出した伝説の試合の数々
プロ・アマ問わず参加権が与えられている天皇杯は、格下チームがJ1チームを破る“ジャイアントキリング”や、“栄光の3冠”を懸けた決勝戦など、幾多のドラマを生み出しています。ブックメーカー サッカーでもその決勝の行方が取り沙汰されるほど、ファン以外も巻き込んで注目を浴びる大会です。
例えば2003年に行われた天皇杯では、プロリーグJ1に所属する横浜F・マリノスと、千葉県にある高校サッカーの名門・市立船橋高校という、プロ対高校生の対戦が実現しました。マリノスが2点先制したものの、市立船橋が後半に追いつき、PK線までもつれ込むという接戦を演じました。他にも2006年には、シーズン二冠と天皇杯連覇を狙う浦和レッズと、6度目の正直で決勝に勝ち進んだガンバ大阪が対戦。2001年の鹿島アントラーズが初の3冠達成を目指していた清水エスパルスと対戦するなど、目が離せない試合が数多く繰り広げられました。
サッカーを題材にした漫画、アニメ
このように、サッカーの試合はもはやサッカー経験者だけが観るものではなくなっています。その人気は漫画が一役買っているところも多くあります。名作の一つとしては、Jリーグ育成組織を舞台にした漫画「アオアシ」、高校サッカーを描いた「DAYS」、日本中からストライカーを集め、青い監獄で競わせる新しいタイプの漫画「ブルーロック」など今でもたくさんの漫画が連載されています。
楽しみ方も色々
サッカー漫画やアニメの影響もあって、部活などでサッカーをやっていない人の観戦も多いサッカー天皇杯。リアル試合観戦、ライブビューイング、だけでなく、ブックメーカー サッカーではその試合結果に対してベッティングをして楽しむこともできます。オンラインで気軽にこういった楽しみ方ができるのも今の時代ならではです。
2022年の試合は10月開催
2022年5月21日(土)、22日(日)に開幕した天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会の決勝戦は、10月16日、日産スタジアムにて行われます。今度はどのようなドラマが繰り広げられるのか、今年も楽しみな一戦です。